「アンデラ」イベントで中村悠一ら「終わった」と感じた出来事語る、司会は杉田智和
戸塚慶文原作によるTVアニメ「アンデッドアンラック」のワールドプレミアが、本日10月1日に東京・新宿ピカデリーで開催された。
10月6日放送開始の「アンデッドアンラック」は、不死の男・アンディと、触れた者に不運を呼んでしまう少女・出雲風子が、数々の敵や世界の謎と対峙していく物語。ワールドプレミアでは、アニメ本編第1話・第2話の上映後に、アンディ役の中村悠一、出雲風子役の佳原萌枝、シェン役の花江夏樹、ビリー役の小山力也、タチアナ役の釘宮理恵、トップ役の岡本信彦、ニコ役の遊佐浩二が登壇した。司会・進行はアポカリプス役の杉田智和が務めた。
中村、佳原、花江、釘宮、岡本、遊佐は各々が演じるキャラクターのイメージカラーを取り入れた衣装、小山は自身が演じるビリーのコスプレをして登場。小山がポーズを決め挨拶すると、キャスト陣は「カッコいい」「まんまだ」などの声を口々にする。第2話までの感想を尋ねられると、中村は毎週衝撃的な展開になることを宣言。続けて自身が演じるアンディがしばらく服を着ないことを伝えると、杉田らからインナーに着ているTシャツの色味が肌色に見えると一斉にいじられる。キャラクターを演じた感想に話が及ぶと、小山はビリーについてこれまで演じてきた役とは系統が違うと述べ、「カッコいいのでギャラは要りません」と言って、キャスト陣を困らせる。釘宮はタチアナについて、自分の気持ちに素直で元気いっぱいの女の子と説明し、ライムライト色の靴をアピールしながら「演じていて楽しい」と笑顔を見せた。
作品にちなみ、杉田からはいくつかの“クエスト”が投げかけられる。「最近起こった最高な出来事はありますか?」というお題がスクリーンに映し出されると、花江は「パパが好きなジュースだから」と、愛娘がトマトジュースをごくごく飲むようになったという微笑ましいエピソードを披露。岡本はイベントの前乗りで何人かで飲むことになった際、花江の自宅が集合場所だったことを明かし、「なんでもないような日々こそが楽しいんだ」と語りかける。遊佐は、本編を観て真偽を確かめてほしいと前置きしたうえで、「第3話以降でアンディと風子がもっとエッチなことをしていること」と発言。そんな遊佐に対し、佳原が「見どころ、そこじゃないですよ」、杉田が「遊佐さんどうしたんですか今日」とすかさず返す場面も見られた。
続いて出されたのは「皆さんの中で『あ、終わった』と思ったことはありますか?」というお題。なんとしても傘を買わず、雨をかいくぐって過ごしたいという釘宮は、ホームで電車を待っていたときにゲリラ豪雨に遭遇したことを挙げる。日頃から忘れ物が多いという佳原は財布を忘れ、タクシーに乗って自宅に取りに帰り、事なきを得たことを報告。それを受け杉田も、財布を忘れたときのことを思い返しながら、キャスト表を見て上から順番に連絡を取り、西山宏太朗にお金を持ってきてもらったというエピソードを打ち明ける。最近PCを買い替えたという中村は、ハードディスクのデータが何かの手違いですべて消えてしまい、データが復旧できなかったことを嘆いた。またイベントでは、ジュイス役の伊瀬茉莉也からのビデオレターを上映。あでやかな着物姿で現れた伊勢は、映像美とド派手なアクションを絶賛し、「物語もどんどん加速して面白くなっていくので楽しみにしていてください」とメッセージを贈った。
最後に佳原は、放送開始まで1週間を切っていることに興奮しながら、「第3話以降もどんどん盛り上がっていくので、原作を含め『アンデッドアンラック』にハマってくれる人が増えたらすごくうれしい」と笑顔でコメント。中村は最高だったことを布教してほしいと願いながら、「今登壇しているキャストのキャラクターが登場してから、さらに物語が面白く転がっていく」と語り、ファンへも感謝の気持ちを述べた。その後フォトセッションを挟み、大きな拍手に包まれながらイベントは幕を閉じた。
TVアニメ「アンデッドアンラック」
MBS・TBS系全国28局ネット:2023年10月6日(金)より毎週金曜日25:23~ ※初回は25:28~
スタッフ
原作:戸塚慶文「アンデッドアンラック」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
キャラクターデザイン:守岡英行
音楽:末廣健一郎
アニメーション制作:david production
企画プロデュース:UNLIMITED PRODUCE by TMS
キャスト
アンディ:中村悠一
出雲風子:佳原萌枝
シェン:花江夏樹
ボイド:乃村健次
ジーナ:悠木碧
ジュイス:伊瀬茉莉也
ビリー:小山力也
タチアナ:釘宮理恵
トップ:岡本信彦
ニコ:遊佐浩二
アポカリプス:杉田智和
ほか